福井県敦賀市 中池見湿地でアメリカザリガニ駆除 【2020年3月21日】
メンバーは私、Y夫妻とHパイセンの4名。
元々はいつものように敦賀港で釣りを楽しむ予定でした。
しかし、長潮・寝坊と明らかに釣れない要因が重なり、かつ現地でも全く釣れる気配がせずそうそうに撤収。
せっかく来たしどこか良いところないかなと敦賀周辺の観光マップを眺めていると、なんと敦賀港のすぐ近くに『中池見湿地』というラムサール条約に指定された湿地が。
中池見湿原は2012年に越前加賀海岸国定公園の一部として指定され、その後ラムサール条約に登録された湿地だそうです。かつては水田として利用されていた泥炭湿地とのこと。場所的にもいい感じの里山環境・沼沢地がありそう!
最近Hパイセンとトンボの飛び交う湿地作成計画を建ており、目標となるランドスケープを理解して貰えるんじゃないかと思えここに行きましょう!とゴリ押しし、行ってみることになりました。
藤が丘駐車場から入園。この駐車場は小さく15台程度。あとで調べてみたら東側の樫曲駐車場の方が大きいようです。湿原は盆地のようになっており尾根を越えていく必要があるのですが、なんとセルフで動かせるスロープカーがあります。
ここら辺がかつての水田跡でしょうか。ビジターセンターには生息する淡水魚などが生体展示されています。
2月に繁殖期となるニホンアカガエルが既にふ化してます。オタマだらけ。
アメリカザリガニやウシガエルなどの外来種の駆除に力を入れているようです。来園者に網と長靴が用意されていて在来種はリリースすることを条件に自由に園内でアメザリを採集する事ができます。
フィールドワーカーの血が騒ぎ、さっそく全員で挑戦。言うまでもなく私たち以外はほぼ子連れのファミリーです。
ザリガニリーダー
本気で採集する30代の男女ら
Hパイセンが捕獲した15センチほどのドンコ。これはでかい。
ドジョウ。ここにはザ・ドジョウの他にシマドジョウ、ホトケドジョウ、あと未記載種のドジョウが分布しているとのこと。その他日淡はキタノメダカ、フナなどが捕れました。
1時間強頑張り62匹のアメザリを捕獲。
久々にガチモードで採集ができて楽しかったです。
巨大なオオタニシも。マルタニシに似ていますが、ちょっとだけ細長いフォームをしてます。
軽い気持ちで行ってみましたが、中池見湿原は自然環境豊か最高に楽しめました。北側の湖沼には時間の都合上たどり着けなかったので、次回は訪れてみたいと思います。