クライミングの外傷ケア・湿潤療法にオススメのハイドロコロイド包帯
最近素晴らしいものを見つけたのでご紹介。
花崗岩クライミングに付き物なのがネコパンチやフォールによる外傷。
これが割と痛いし、何よりお風呂に入る時に酷くしみる。
殆どの人があまり気にしていないかもしれないが、世界一痛みに弱いクライマーの私としては割と悩ましい問題。
その為の処置としてベストなのが近年湿潤療法として名高い傷パワーパッドなどの被覆材。
これは防水性が高く、お風呂に入ってもしみないばかりか治りも早い。
ただデメリットとして単価が非常に高い。シーズンに入り毎週クライミングに行くと、よく怪我する私としては毎週この高い絆創膏を使う事になる。
そこで見つけたのがこの『ズイコウ ハイドロコロイド包帯』
アマゾンで750円だったので買ってみた。
本来はプラスモイストという被覆材をさらに覆うための包帯らしいが、これ自体が傷パワーパッドなどと同じハイドロコロイド素材らしいので、基本的には同じように使えるらしい。
広げてみるとこんな感じ。
大きさは10×40㎝。自分で切って使う。
面積当たりで考えると、傷パワーパッドと比較してコストが半分以下で済み、形も自由自在。これを先日豊田で負った大小の傷に使ってみた。
グロテスクなので画像は載せません。
使用感としては、傷パワーパッドよりも薄いが白く膨らみ粘着力も高く通常の傷なら問題無く使えた。
これを適当な大きさに切ってファーストエイドキットに入れておくと大分コスパが良いのでオススメです。
ただし、被覆材を用いる湿潤療法は傷の大きさなどによっては逆効果の場合もあるみたいなので、使用は自己責任で。大きな傷を負ったら病院へ。
自分で治療できる程度の傷への使用をオススメします。