鈴鹿でナメコとナラタケ狩り【2019年10月20日】
鈴鹿某所にて山岳会の仲間たちとキノコ狩りに行ってきました。今年は暑さが続き、夏のキノコがまだまだ残っておりナメコ採集にはちょっと早かったみたいです。
見られたキノコ
ナメコ・ナラタケ・マスタケ・ハナビラニカワタケ・スギヒラタケ・カノシタ・クリタケ・ベニタケ・ニガクリタケ・ハツタケ・ドクツルタケ・クサウラベニタケ・他よくわからん奴ら
狙いはナメコとナラタケ。私はキノコに関しては素人なので、詳しいHさんに連れて行ってもらいました。
スタート地点の林道脇から谷沿いに降りていきます。不法投棄のゴミだらけ。
早速ナメコを発見。ナメコは木材腐朽菌の仲間になるので木に子実体を発生させます。まだ樹皮の残る湿った朽木が良いらしい。樹種はブナ科。よく見るとミズナラの朽木にばかり発生していました。
高いところにも発生するので、同行したHさんとGさんは高枝切りのノコギリで切りとってビニール傘で受け止めていました。なるほどー参考になる。
別な場所では倒木に沢山発生しておりました。これは物凄く良い状態とのこと。確かに売っているナメコを大きくしたようでツヤとナメコ独特のヌルヌルが凄い。軍手でツマムとローションのようなヌルヌルでベチョベチョになるので素手で採集するのが良いです。皆でどっさい採集しました。
大きくなるとこんな感じ。ここまで成長すると炒め物や素焼きで食べるのが良いらしい。ちなみにここまで汚すと後で掃除するのが大変です。
続いてナラタケ。これは柄の部分が固めなので根元よりちょっと上から採集するのが良いらしい。全国に分布しており、いくつかの種類に分かれるらしい。
マスタケ。ちょっと見た目がグロいけど食べられるらしい。図鑑には柑橘系の香りとあったが、全然柑橘系の香りはしなかった。キノコの香り。これはちょっと食べる気がしなかったので採集はしませんでした。
カノシタ。ヒダが鹿の舌のようになっているためカノシタ。これも食用になるけど毒が含まれているため過食はよくないらしい。
ハナビラニカワタケ。見た目の通り、キクラゲの仲間。キクラゲをちょっと薄くしたようなビニールを丸めたようなキノコ。食用。
ドクツルタケ。これは私でもわかります。非常に毒が強い事で有名なキノコです。
お昼は採ったナメコを使ってランチタイム。
味付けして少しの水で加熱したナメコ。これだけでも旨かったです。
他様々なキノコを見る事ができました。採集したキノコはナメコとナラタケのみ。
ナラタケは食べたことがなかったので、軽く炒めて食べてみましたが旨味が強く絶品でした。沢山採ったので、ナメコは軽く水で洗ってそのまま冷凍保存。ナラタケは一度塩水に浸して虫抜きという工程を経てから冷凍保存しました。
いやーまた新たな山の楽しみを得る事ができた。